GAISF(国際スポーツ団体連合)の概要
GAISF(国際スポーツ団体連合)とは
GAISF(Global Association of International Sports Federations: 旧名 SportAccord)は、1967年に設立されたIOC承認団体で、2018年4月20日現在、3大陸40カ国以上(冬季競技は2大陸25カ国以上)に協会を持つ98の国際スポーツ連盟(IF)とパラリンピック、ワールドゲームズ、ワールドマスターズゲームズ、ユニバーシアード、スペシャルオリンピックス等の国際総合競技大会主催者など21の国際スポーツ関係団体、計119の国際スポーツ関係団体がスポーツの普及、オリンピック・ムーブメントの推進、アンチ・ドーピングの徹底、情報の共有、協力協調を目的に加盟する世界最大のスポーツ組織です。GAISF加盟団体であることは、事実上IOC承認団体になるための基礎条件になっています。
設立時の名称GAISF(General Association of International Sports Federations)を、強力なスポンサーであったモナコ公国との関係を清算するために、2003年から総合国際会議名として使われていたSportAccordに改名し、2010~2017年の7年間使われてきましたが、2015年4月20日に開催された総会においてビゼール会長(国際柔道連盟会長)がIOCを批判する発言をしたことから脱退する団体が相次ぎ、ビゼール氏は会長を辞任しました。同年11月11日にローザンヌで開催された臨時総会において団体の立て直しをはかり、IOCとの関係修復にも成功。2017年11月、IOCと連携の覚書を締結、団体名をGAISF(Global Association of International Sports Federations)に改名しロゴも一新しています。
主要事業
- 1.
- IF ForumとGAISF総会の開催、SportAccord Convention開催協力
- 2.
- 各種国際総合競技大会のプロデュース
ワールドコンバットゲームズ(2021年から4年毎に開催)、ワールドマインドゲームズ(毎年開催)、ワールドアーバンゲームズ(2019年か2020年から2年毎に開催)、ANOCワールドビーチゲームズ(2019年から2年毎に開催)
- 3.
- アンチ・ドーピングの支援
- 4.
- 広報推進事業
スポーツアコード コンベンション
SportAccord は、SportAccord Conventionを開催するための組織としてGAISFと別組織になりました。6日間の会期中、IOC理事会(2003~2015年)の他、GAISF・オリンピック夏季大会競技団体連合(ASOIF)・オリンピック冬季大会競技団体連合(AIOWF)・IOC承認国際競技団体連合(ARISF)・IOC非承認国際競技団体連合(AIMS)・国際ワールドゲームズ協会(IWGA)・国際マスターズゲームズ協会(IMGA)の総会や各種セミナー、展示会等が開催されます。